法輪寺(だるま寺)

8000体以上ものだるまさんが納められている
法輪寺、別名だるま寺へお参りしました。
このだるまさんは、
厄除け、開運、商売繁盛など
様々なご利益を授かることができると言われています。
山門
禅宗の開祖である達磨大師は、
527年、インドから中国へ3年という月日を費やし海路を渡りました。
そして嵩山(中国)の少林寺で9年もの間、厳しい修行に耐え抜き
ついに禅宗の開祖となったのです。
この忍耐強い精神を尊敬し
日本の人々は 自己超越への意志を込めた
「七転び八起き」の精神を貫きました。
だるまは日本の縁起物として、厄除け開運に結びつく教えが生かされている
日本独自の文化ですね。
(^○^)v
縁起物
縁起を祝うための品もので
古くからの伝統的な慣習の一つです。
例えば、赤飯やかつおぶし、
梅干しなどがあります。
五穀豊穣や家内安全、無病息災など
厄除け祈念に関するものが多くあり
着物、浮世絵、食器などに描かれている
吉祥の模様なども縁起物の一つです。


だるま堂



たくさんのだるまさんが置かれているだるま堂です。
ダイナミックな天井画も見られました。
迫力がありますね。。
(^∇^)




鐘楼
衆聖堂
1944年(昭和19)に建てられた衆聖堂です。
映画俳優のお位牌も祀られていることから
別名「キネマ堂」と言われています。
無縁仏にならないようにと、日活の撮影所(太秦)の方のご厚意により
こちらの法輪寺で供養されています。


涅槃仏像。
豊臣秀吉作の黄金の等身涅槃像です。
三木城攻め(三木合戦)の際の罪業消滅を願って
三木市(兵庫県)の伽耶院に祀った仏像といわれ
その後の1744年(寛保4)、
法輪寺に譲られました。
三木合戦(1578〜1580)
三木の干ごろし(ひごろし)ともいわれ
秀吉側の残忍な兵糧攻めにより
城内に籠城していた別所側に大きな衝撃を与えました。
この戦いは、多数の餓死者をだすほどで
目を背けたくなるくらい大変悲惨なものでした。

枯山水の庭
無尽庭(庭園)です。
1978年(昭和53)、
庭師の奥田龍司氏によって仏教画(十牛図)をテーマに構成され
枯山水の形式で手掛けられました。
巨大な鞍馬石や、地元の石を用いた素晴らしい石組みです。
四季折々の景色が楽しめそうな
立派な庭園ですね。。
(^○^)v




山号・・大宝山
宗派・・臨済宗妙心寺派
ご本尊・・釈迦如来
別称・・達磨寺
創建・・1727年(享保12年)
開山・・大愚宗築禅師
開基・・荒木光品宗禎居士
御 朱 印

〒602-8366
京都市上京区下ノ下立売通紙屋川畔
TEL・・075-841-7878
拝観時間 9時〜16時半 (受付16時まで)
拝観料 300円
・京都市バス「西ノ京円町駅」下車 徒歩 約5分
・JR山陰線「円町駅」下車 徒歩5分
・阪急電車 「西院駅」下車 徒歩15分
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