氣比神宮 (けひじんぐう)

 

氣比神宮

福井県敦賀市の北東部に位置する氣比神宮をお参りしました。

古くは朝鮮半島や中国への玄関口的役割として栄え

北陸道鎮守と呼ばれていた神社です。

これは朝廷からも、ひと目 置かれた存在だったようですね。

 

最初に目に飛び込んできたのが立派な大鳥居で

奈良の「春日大社」、広島の「厳島神社」と並ぶ

日本三大鳥居です。

 

まさにパワースポットを感じる瞬間です!

(^^)

創建は文武天皇の702年(大宝2)、

越前国の一宮として勢いを増しましたが

途中何度も兵火に見舞われ、江戸時代に再建。

参道を歩いていると、厳かで神秘的な感じがして

とても清々しい気持ちになりました。

 

手水舎

この日はとても天気が良く

雲一つない青空でした。。

 

 

長命水

「年の初めに一口飲めば、その年は健康でいられる」

と言われている湧き水です。

亀の口から出ているのが、とてもユニークでした。

この霊水は、地元の人々からも親しまれ

時折 容器持参(有料)で汲みに来られるとか。。

大変貴重な湧き水ですね。

「鶴は千年、亀は万年」という言葉がありますが。。

( ´∀`)v

 

 

外拝殿

本殿(本宮)
・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)第14代天皇
・神功皇后(じんぐうこうごう)仲哀天皇の皇后
古事記や日本書紀に記されていることから
日本でも最古の神社として知られています。
(創建2000年以上の神代)
神社のまわりには
森林や滝などの美しい自然を感じる場所があり
景観を楽しみながらお参りできるのも
最高ですね。
(*^◯^*)
松尾芭蕉
各地を旅して歩いた芭蕉の石碑がありました。
行く先々で季節感を味わい、
様々な風景を楽しんだ芭蕉。
個性的で一つのスタイルを築いた
ある意味カリスマ的な俳人でしたね。
(^^)
敦賀の月
奥の細道 
旅の途中に敦賀を訪れ
「北陸の天気は変わりやすい」と聞いた芭蕉は
夜のうちに氣比神宮に参拝に行き
名月を眺めながら詠んだ句がいくつかあります。
・月清し遊行のもてる砂の上
石碑に刻まれている句
・中山や越路も月はまた命
・月のみか雨に相撲もなかりけり
・衣着て小貝蛤はん種の月
松尾芭蕉

江戸前期の俳人。

伊賀国(三重県上野市)生まれ。

藤堂藩 藤堂良忠に仕えたのち

1680年(延宝8)江戸で深川の芭蕉庵に入る。

各地を旅して、自然や人々の生活風習などを俳句にし

のちに紀行文として著に記した。

「奥の細道」や「野ざらし紀行」などがあり

芭蕉は独自の蕉風を見出し、新天地を開いた俳人としても有名で

今なおたくさんの人々に愛され続けています。

 

【格言】

「春に百花あり秋に月あり 夏に涼風あり冬に雪あり」

 すなわちこれ 人間の好時節。

 

陰暦10月12日(芭蕉が病没した日) 

芭蕉忌、時雨忌、桃青忌、翁忌

境内には本殿の他にいくつかの末社があります。
四社の宮
・東殿宮 日本武尊(やまとたけるのみこと)
・総社宮 応神天皇(おうじんてんのう)第15代天皇
・平殿宮 玉姫命(たまひめのみこと)
・西殿宮 竹内宿禰命(たけうちのすくねのみこと)
御祭神 ご利益
伊奢沙別命(いざさわけのみこと)
衣食住・海上安全・農漁業・交通安全
仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
無病息災・延命長寿・武運長久
神功皇后(じんぐこうごう)
安産・農漁業・海上安全・無病息災・延命長寿・武運長久・音楽舞踊
応神天皇(おうじんてんのう)
海上安全・農漁業・無病息災・延命長寿・武運長久
日本武尊(やまとたけるのみこと)
武運長久・無病息災・延命長寿
玉姫命(たまひめのみこと)
音楽舞踊
武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)
延命長寿・無病息災・武運長久

 

 

御 朱 印

 

 

〒914-0075

福井県敦賀市曙町11-68
TEL・・0770-22-0794
開・閉門時間
 5:00〜17:00(4月〜 9月)
 6:00〜17:00(10月〜3月)
◆JR北陸本線 敦賀駅下車 徒歩約15分
 駅前より、バスで約5分
「福鉄バス」、「コミュニティバスはぎ号」、「ぐるっと敦賀周遊バス」の
いずれかで 氣比神宮前停留所下車
 https://kehijingu.jp      

 

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