楊谷寺 柳谷観音

 

柳谷観音 楊谷寺 (ようこくじ)

 

紫陽花のお寺としても知られる楊谷寺 柳谷観音へお参りしました。

季節柄、紅葉がチラホラと目につき

花手水の美しさにも感動 ♪

 

古くから眼病を患う人々に厚く信仰され

江戸時代には

霊元天皇が眼病を治癒されたそうです。
それ以降、
眼病に良いとされる独鈷水
天皇家へ献上されるようになり
かつて淀城に住んでいた淀殿
この水で毎日顔を洗っていたそう。

 

花手水

 

2017年から始まった花手水の存在。

境内の様々な場所で見られ、お参りする人の気持ちを和ませてくれます。

ほっこりと。。癒されますね〜

(^▽^)♪

 

 

開山のきっかけは・・

清水寺延鎮という僧都が夢のお告げで

西山にて生身の観音様に出会うことができる」という

ことを言われ

ある日、柳の生い茂る渓谷の岩の上に

十一面千手千眼地蔵菩薩様を見つけたそう。

延鎮上人

平安時代前期の法相宗(はっそう)の僧都。

大和(奈良)の子島寺 報恩法師の弟子となり修行を積んだ。

その後、山岳仏教の修練に励む。

778年(宝亀9年)京都東山にある多くの峰の一つ

乙輪山(音羽山)に移ったといわれている。

 

 

 

 

山 門 (京都府登録有形文化財)

 

 

山号・・立願山(りゅうがんざん)

宗派・・西山浄土宗
ご本尊・・十一面千手千眼観音菩薩
創建 806年 大同元年(伝)
開山 延鎮(伝)
別称 柳谷観音
札所 
新西国三十三箇所 第17番
京都洛西観音霊場 第10番

 

〜 ご 詠 歌 〜

みほとけの なびく柳の谷水は 

 汲むにおいせぬ 薬なりけり

 

 

 

 

本 堂(京都府登録有形文化財)

 

江戸時代前期に再建されました。

 

 

 

柳谷奥之院

 

 

眼力稲荷社 (京都府暫定登録有形文化財)

京都の伏見稲荷から勧請された

眼力稲荷大明神です。

江戸時代に建立されました。

 

変化が激しい時代を生きる人々に

最善の方向を指し示し、心眼を授けてくださると云われています。

素直な心で願いをお祈りすれば

きっと願い事も叶うと。。

(^○^)

 

 

 

弁天堂

淀殿弁財天と呼ばれ

奥には弁天様がお祀りされています。

 

淀 殿

 

護摩堂

 

地蔵堂

 

阿弥陀堂

 

以前は念仏堂と呼ばれていた阿弥陀堂です。

江戸時代に建立されました。

本堂にあった御本尊を納めるための厨子は

殿が寄進したもので

現在はこちらの阿弥陀堂に移されています。

これは豊臣家が滅んで徳川家の時代になったから

と言われています。

 

 

 

 

御 朱 印

 

 

 

〒617−0855

京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
TEL・・075-956-0017
受付時間 9時〜17時(最終受付時間16時30分)
※拝観料 通常期 500円
       ウィーク開催時 700円

 

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