大樹寺(徳川家康菩提寺)

大 樹 寺

 

徳川家康ゆかりのお寺、大樹寺 にお参りしました。

 

歴代の将軍のお位牌も祀られていて

徳川家(松平家)の菩提寺になっています。

 

三 門

1641年(寛永18)三代将軍 家光公によって建てられた

入母屋造り本瓦葺 2重楼門、三間一戸。

釈迦三尊像と16羅漢像が門の上にご安置されています。

 

とても立派です!

(*’▽’)

 

 

山号・・成道山(じょうどうさん)

正式名称は、

成道山松安院大樹寺(じょうどうさん しょうあんいん だいじゅじ)

宗派・・浄土宗

ご本尊・・一光千体阿弥陀如来、如意輪観世音菩薩

創建・・1535年(天文4年)

開基・・松平親忠

 

札所

三河三十三観音3番

三河新四国八十八ヶ所霊場21番・22番(成道閣)

 

 

 

 

 

 

手 水 舎

 

 

 

本 堂

1857年(安政4)再建された入母屋造り本瓦葺の本堂です。

 

桶狭間の戦いで敗れた家康が、先祖の前で切腹しようとしたところ

第13代 登誉天室(寺の住職)が

「争いの続く、混乱した世の中を変えなければならない」と

家康を説得した。

そして家康は住職のその言葉を胸に刻み

生きて泰平の世を作ることを決意したという。

 

桶狭間の戦い

1560年(永禄3)

尾張国(愛知)を領する織田信長

駿河、遠江、三河(静岡)を領する今川義元との戦い。

今川義元が天下統一を目指し猛進したが、事は進まず織田信長が見事に勝利した。

この時、兵力の差では、完全に今川側の方が有利であったが

天候不良(雨)で油断したのが運に見放されたのか

結果、織田信長が力を発揮した。

今川側だった家康は、敵を逃れて大樹寺に逃げ込んだ。

 

徳川家康公

 

徳川家康
1543年 三河国(愛知)
松平家の嫡男として生まれる。
3歳で駿府の今川家に人質に取られ
母と生き別れに。(幼名 竹千代)
その後、今川家の姪(瀬名姫 後の築山御前)と結婚。
桶狭間の戦い、三方ケ原の戦い、長篠の戦い、関ヶ原などに出陣し
最後は豊臣秀吉と大阪の陣で火花を散らす。
1615年、豊臣家を滅亡させ
1467年から100年以上も続いた戦国時代を終わらせた。
その後、75歳でこの世を去り
日光東照宮に祀られる。
家康の築いた江戸幕府は、250年以上も続いた。

 

波乱の人生でしたね!!

激しい戦国の世を生き抜いた勇敢な武将でした。

登誉天室(第13代住職)との出会いが

家康の人生を変えたのかも知れません。

 

家康が登誉天室からいただいた

浄土宗のお言葉が中央にあります。

 

 

歴代徳川家(松平家)の墓所があります。

 

 

宝物殿(位牌堂)

 

歴代将軍のお位牌が並んでいる宝物殿。

 

家康 159.0cm

秀忠 160.0cm

家光     157.0cm

家綱     158.0cm

綱吉     124.0cm

家宣     156.0cm

家継     135.0cm (満6歳死去) 

吉宗 155.5cm (6尺 約180cmとあったとも伝えられている)

家重     151.4cm

家治     153.5cm

家斉     156.6cm

家慶     153.5cm

家定     149.9cm

家茂     151.6cm

 

亡くなる時の身長でお位牌が並んでいるのは

大変珍しいなぁと思いました。

全体的に、あまり大きな体格の将軍は見られなかったのですが・・

時代の背景かもしれません。

 

 

 

 

鐘 

1641年(寛永18)三代将軍 家光 によって建てられた

袴腰付鐘楼です。

青空に映えて存在感がありますね!!

(*’▽’)

 

ビスタライン

三門から岡崎城天守へ続く直線のラインです。

(約3km)

 

残念ながら今回は改装中のため

岡崎城は見えませんでした。 

 

 

豊国稲荷

 

豊国神社といえば豊臣秀吉を思い浮かべますが

お寺の境内にありました。

明治の神仏分離令が発令されるまで

同じ場所でも良かったんですね。

 

三つ葉葵の御紋が凛々しい!!

水戸黄門の世界ですね~

(*’▽’)

 

 

 

 

安産子育観音

 

 

熊野権現社

 

 

のどかな池があります。

ゆったりとしていて、亀もいました。

(^^)

 

 

 

 

御 朱 印

 

 

〒444-2121

愛知県岡崎市鴨田町広元5-1

TEL・・0564-21-3917

時間・・4月~ 9月 (9時~ 17時)

10月~ 3月  (9時~ 16時半)

 

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