華 厳 寺
参道には、たくさんのお土産屋さんや飲食店などが
立ち並んでいます。
どこも美味しそうでした⭐︎
(^^)♪
西国三十三所 最後の観音霊場である
華厳寺をお参りしました。
最後のお寺ということで満願霊場と呼ばれています。
西国のお寺とは、
和歌山県にある第一番札所「青岸渡寺」から始まる
近畿地方を中心とした観音様を祀られているお寺のことです。
最後の場所がなぜ岐阜県にあるのかと言うと
大口大領が京から会津へ観音様の像と戻る途中
この地 美濃国(岐阜)で観音様が立ち止まったそうです。
そしてここが縁のある地であるとお告げを受けた大口大領は
豊然上人と、この地に華厳寺を建立されました。
1751年〜1764年(宝暦年間)に再建された
入母屋造りの立派な仁王門です。
両側には、すごく大きな草鞋(わらじ)が奉納されていました。
ビックリです(^^)
ちょっと感動しましたが・・
西国三十三所 満願霊場
山号・・谷汲山(たにぐみさん)
宗派・・天台宗
御本尊・・十一面観音(秘仏)
創建・・798年(延暦17年)
開山・・豊然上人
開基・・大口大領
〜 ご 詠 歌 〜
「谷汲みさん」の愛称で親しまれている華厳寺は、
春には桜、秋には紅葉と四季折々の景色を楽しむことができ
2019年には日本遺産に認定されました。
素晴らしい眺めで
自然の中にある神聖な雰囲気が大変印象に残りました!
仁王門をくぐると
放生池の上に地蔵堂。
華厳寺は
1334年、足利氏と新田氏の戦により焼失 しますが
その後、再建。
再び何度かの兵火で焼失という事態に。。
現在の姿は江戸時代に
薩摩国(鹿児島)の慈眼寺の住職
道破拾穀(どうはじっこく)上人により
再建されたものです。
階段と上がると正面に見えているのが本堂です。
御本尊は、十一面観世音菩薩。
脇侍に、不動明王像と毘沙門天像(木造)がご安置されています。
木造毘沙門天立像
像高168.2cm。
陰うつな表情、太造りの体躯、頭部が体部にめり込むような表現など。
御本尊の脇侍としてご安置され、一般公開はされていません。
9世紀、平安時代の初期のかなり古い像です。
絹本著色三十三所観音曼荼羅 縦197.1 cm 横144.3cm 鎌倉時代。
笈摺堂の左隣に、子安堂があります。
子安観音がご安置されています。
花山法皇が、笈摺、杖、三種のご詠歌を奉納した御堂で
参拝者の御朱印帳や脱いだ着物などを収める場所です。
たくさんの千羽鶴は、笈摺(おいずる)・・折り鶴 という言葉にちなんで
奉納されています。
〒501-1311
岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
TEL・・0585-55-2033
納経時間・・8:00 〜 16:30
Http://www.kegonji.or.jp