須磨寺

 

須磨寺

 

源平合戦ゆかりのお寺

須磨寺をお参りしました。

境内には歴史に関する場所やユニークな石像などが多々あり

見どころ満載で

楽しいひと時を過ごせました。

(^^)

 

 

山号・・上野山

宗派・・真言宗須磨寺派
宗旨・・古義真言宗
ご本尊・・聖観音
創建 886年(任和2)
開山 聞鏡
開基・・光孝天皇(勅願)
正式別称 上野山福祥寺
札所 
新西国三十三所 第24番
真言宗十八本山 第2番
摂津国八十八箇所 第88番
摂津国三十三箇所 第7番
西国愛染十七霊場 第6番
福原西国三十三観音霊場 第7番
神戸十三仏霊場 第11番
神戸七福神(福禄寿尊)
神戸六地蔵 客番
役行者霊跡札所
神仏霊場巡拝の道 第72番
(兵庫 第7番)

 

〜 ご 詠 歌 〜

世にひびく 青葉の笛の 名にぞきく

 すまのみ寺の 松風の声

 

 

迫力のある金剛力士像。

 

源平の庭

(1177年〜 1185年)源氏と平家の争いが活発だった時代

一ノ谷の合戦

平敦盛と熊谷次郎直実の一騎打ちが行われました。

直実は相手の顔を見た時、自分の子供と変わらぬ年齢に驚き

攻めるのをやめようと一瞬ためらいましたが

仕方なく首を取ることに。。

この後、直実は時代の無情さと自分の罪を悔やみ

出家します。

 

戦わなければならない時代、

悲しいですね。。

 

 

 

色とりどりの頭巾が映えます。

ユニークなお地蔵さんたち。

 

 

 

福禄寿尊

 

神戸七福神の一人 福禄寿の神様。

福は幸せ、禄はお金、寿は長生きという意味があります。

撫で仏と言い、

頭を撫でればボケ封じ、体を撫でればガン封じ

にご利益があるとされています。

 

見ているだけでも、なぜか心が和む神様です。

(^^)

 

 

鐘楼

 

護摩堂

 

大師堂

 

義経腰掛けの松

 

一ノ谷の合戦で、首実験が行われ

平敦盛の首を洗ったとされる池です。

 

そんな無惨なことがあったとは思えないほど

きれいな池です。

時の流れを感じました。

 

本堂

1602年(慶長7)豊臣秀頼により再建されたもので

秀頼の家臣で補佐役の片桐且元を奉行として迎えました。

 

お堂の内陣は宮殿(重要文化財)と呼ばれ

中央にご本尊の聖観世音菩薩、向かって右側に不動明王

左側に毘沙門天が祀られています。

 

本堂の左側には

一願成就をを願う大きな数珠があり

肩にかけると願いを一つ叶えてくれるそうです。

 

 

 

八角堂(経木供養所)

 

出世稲荷社

武家として立身出世した平清盛が

稲荷大明神(尾玉、荒熊、末廣三明神)を収めたのが始まりで

以後、武将たちの出世を祈願するために建てられたお社です。

 

お寺の中に神社があるのを見ると

神仏が分離していな時代に須磨寺が建てられたことがわかりますね!

歴史の重みを感じます。

(^^)

 

 

 

 

三重塔

須磨寺開創1100年、弘法大師1150年忌、敦盛800年忌を記念して

1984(昭和59)年に再建されたものです。

三重塔のまわりは、四国八十八ヶ所のお砂踏み道場となっていて

それぞれのお寺のご本尊が祀られています。

 

八十八ヶ所のお砂を踏むだけで、四国のお寺をお参りしたような

そんな感じがしました。

(^^)

 

 

ユニークな五猿が並んでいます。

 

見ざる・言わざる・見てござる・聞かざる・怒らざる

と仏教の教えに基づいています。

 

そういえば日光東照宮にもお猿さんがいますね。

見ざる・言わざる・聞かざる と聞いたことがあります。

 

 

親子地蔵堂

 

敦盛首塚

 

平敦盛の菩提を弔うために建てられた塔です。

 

平 敦盛

平安時代末期の武将で、平清盛の甥にあたる人物。

笛の名手であり、官職がなかったので無官の大夫と言われた。

源氏との戦いに敗れ、16歳という若さで最期を終える。

須磨寺の境内に、「青葉の笛」が保管されています。

能・幸若の舞の敦盛でも有名。

 

 

 

 

 

御 朱 印

 

 

〒654-0071

兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
TEL・・078-731-0416
受付時間 8:30〜17:00
※拝観料 無料
 http://www.sumadera.or.jp

 

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