施福寺 (西国三十三所の難所)

 

槙尾山 施福寺

槙尾山(標高600m)の麓に位置する施福寺。

たどり着くまでは長い長い道のりでした・・

(^_^;)

登山するような感じで

険しい山道を延々と歩きます。

 

[満願弁財天]

弁天さまです。

 

 

[お稲荷様]

 

[満願滝]

涼しげな滝も見えて

少しホッとしたような感じでした。

高さは、約50mほどです。

弘法大師や、数々の僧侶たちもここで修行をされたと言われています。

 

 

山号・・槙尾山

 

天台宗

本尊・・弥勒菩薩(札所本尊 十一面千手観世音菩薩)

創建・・539〜 571年(欽明天皇の時代)

開山・・(伝)行満

 

 

〜ご詠歌 

みやまじや ひばらまつばら わけゆけば

 まきのをてらに こまぞいさめる

 

西国三十三所 第11番札所

 

和泉西国三十三所 第1番

西国愛染十七霊場 第15番

神仏霊場巡拝の道 第52(大阪第11番)

 

 

施福寺は、

1581年(天正9)織田信長の兵火で姿を消すも、

1603年(慶長8)豊臣秀頼の再建により

伽藍が復興されました。

かつては970もの余坊を持する

広大な山岳寺院であったそうです。

 

 

西国三十三所の中でも最も大変なお寺として

たくさんの人に親しまれています。

ある意味、ハイキングを兼ねて参拝する人もいるそう。

運動にもなるので、健康的には良さそうですね⭐︎

 

 

山道が続きます。

 

歩く、歩く・・

 

 

[十三重石塔]

 

[迎え観音さま]

観音様に迎えられて

感謝しながら歩きます。

 

[山門]

ようやく山門が見えて来ました。

ここからまだまだです・・

 

 

 

[仁王像]

 

 

 

 

[弘法大師剃髪所跡]

793年(延暦12)

唐へ渡る前、弘法大師が剃髪し出家されました。

20歳の時です。

その後、唐から帰国後もこちらの施福寺に滞在されたそうです。

 

[愛染堂]

 

愛染堂には

愛染明王と勤操、空海(弘法大師)がご安置されています。

勤操とは・・

奈良から平安時代にかけての三輪宗の僧です。

 

 

 

紅葉もそろそろ見頃でしょうか・・

少し色づき始めています。

綺麗ですね♪

景色を眺めながら歩くのも、楽しいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

[本堂]

やっと本堂に到着です!

頑張って歩いた甲斐がありました(笑

途中で何度か休憩しながら

歩くこと3、40分。

厳かで神秘的な感じがします⭐︎

 

 

境内のご本尊の弥勒菩薩

右手には千手観音、左手には文殊菩薩立像が

祀られています。

 

 

[観音馬]

本堂前に立つ馬の像。

本堂にある馬頭観音との関連性を意味するとも

言われています。

花山法皇の足守、馬頭観音ですね。

長寿延命、厄除けなど

 

 

 

[大師堂]

 

 

 

 

[賓頭盧尊者]

西国三十三所のお寺では

よく見かける「おびんずる様」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[横尾明神]

 

 

本堂の屋根が大変印象的でした。

特徴がありますね!

 

御朱印

 

 

アクセス

〒594-1131

大阪府和泉市槙尾山町136

TEL 、FAX ・・0725−92−2332

 

納経時間 12月〜2月 午前8時〜午後4時

     3月〜11月 午前8時〜午後5時

      http://www.saikoku33.gr.jp

 

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