穏やかな自然の中にあるお寺
穴太寺をお参りしました。
平安末期の今昔物語にも取り上げられた
大変歴史の古い観音霊場です。
菩提山 穴太寺

[金剛力士像]



705年(慶雲2)
文武天皇の勅願により
大伴古麻呂によって建てられたお寺です。
丹波でも屈指の古刹であり
境内のお堂も、
京都府の指定文化財に登録されているものが多く見られ
風格を感じました。
天台宗
御本尊・・薬師如来
聖観世音菩薩
創建・・705年(慶雲2)伝わる
開基・・大伴古麻呂、文武天皇
西国三十三所 第21番札所
神仏霊場巡拝の道
第130番(京都第50番)
〜 ご 詠 歌 〜
かかるよに うまれあふみの あなうやと
おもはでたのめ とこゑひとこゑ

鎮守社の天満宮です。
すぐそばには稲荷大明神も祀られていました。
天満宮といえば、
菅原に道真ですね✨
穴太寺の紋も「梅」になっています。
[手水舎]

[多宝塔]

京都府の指定文化財に登録されています。
すごくインパクトのある建物ですね!
高さ13m、
内部には釈迦如来と多宝如来が祀られています。

[鐘楼]


[本堂]

仁王門をくぐると
正面に本堂が見えてきます。
本瓦葺の屋根がすごく立派です!
迫力がありますね✨
本堂の脇にご鎮座されている
びんずるさんです✨
[賓頭盧尊者]

[円応院]

本堂と続いているこちらへ・・
拝観料500円を
払って本堂と庭園をまわります。
ウキウキするひと時✨
楽しみです!!
╰(*´︶`*)╯♡

長い廊下を歩くと
本堂に到着!
中は撮影NGなのでここまでですが・・
本堂には身代り観音様が横になっておられます。
釈迦如来大涅槃像(秘仏)と言い
お釈迦さまがインドで生涯を閉じ
涅槃に入られるお姿で
1896年(明治29)に本堂にお出ましになられました。
当時の住職と孫娘の病気が治ったとされ
自分の病と同じ場所を撫でると
ご利益を授かれると言われています。
(一部パンフより)
そして
本堂と続いている庭園へ・・
[庭園]


池もすばらしく緑がいっぱいです✨
(´∀`)
ここから眺める多宝塔がまた絵になるようで
大変感動しました!!










宮成の墓
平安時代の郡司、宇治宮成
ある時 仏師に見事な聖観音菩薩像を彫ってもらいました。
しかしお礼の馬を手放すのが惜しくなり
「仏師に矢を射る」というとんでもない行動に出ます。
けれど仏師には矢が刺さっておらず
代わりに観音様に刺さってしまうという
大変恐ろしい事態を目にするのでした。
この事を大変反省し
心を改め
宮成は、仏門に入り修行に勤しみます。
身代わり観音様の伝説ですね✨



こちらにも門があります。


とても静かな境内でしたが
お参りに訪れる人も多々見られ
心身ともに充電ができた1日でした✨
ご朱印、4種類



アクセス
京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
0771-24-0809
🔸JR亀岡駅より 京阪京都バス

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