近江神宮
紀元前2600年を記念して1940年に創建された
近江神宮です。
かるた(百人一首)の聖地とも言われ
第1番めに和歌を詠んだ天智天皇。
大津京の跡にご鎮座され、
琵琶湖の景観が素晴らしい場所に位置しています。
ご祭神 天智天皇(中大兄皇子)
天命開別大神(あめみことひらかすわけのおおかみ)
創建 1940年(昭和15)
ご利益 開運、厄除け、学業成就、安産祈願、交通安全
外 拝 殿
飛鳥時代に発令された
天智天皇 創設の近江令。
近江令
天智天皇が定めた日本で最初の法典。
日本国憲法のもとになったと言われるもので
学校制度や税金など、人々の暮らしに欠かせない基盤となるもの。
内 拝 殿
百人一首
百人一首
13世紀ごろ
藤原定家(公家)が100人の優れた和歌を厳選し
色紙に書き記したのが、始まりと言われています。
万葉の歌人(柿本人麻呂、山部赤人)や
六歌仙時代(小野小町、在原業平)、
女流歌人 平安中頃(和泉式部)、
武士や隠者(西行、寂蓮など)が詠まれた和歌です。
天智天皇 作
秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)をあらみ
わが衣手は 露に濡れつつ
秋に収穫したものを 保存しておく小屋がぼろぼぼろだから
着物の袖口が 夜露で濡れてしまった
(百人一首で、最初に詠まれた天智天皇の歌です。)
百人一首と言えば、
普段の日常にはあまり登場する機会もなく
お正月に楽しむイメージが多いような気がしますね。
( ´∀`)v
轟 太 鼓
昭和天皇の御在位50年の年に
寄進されたものです。
有志のお祝いで贈られたのですね!
実際に目の前で見るととても大きくて
存在感があります。
( ´∀`)
栖 松 遥 拝 殿
高松宮家の廃止により
2006年(平成18)に移築されました。
まだ日にち的には浅いような気もしますが
近江神宮と高松宮家のご神縁はすごく古いものなのです。
有栖川家の「栖」と高松宮家の「松」から一字ずつとり
栖松遥拝殿と名付けられました。
遥拝殿とは
個人を偲び、
社葬やお別れの会などを営むために設けられた場所で
遠方から
神仏などをはるかに拝むという意味です。
神 楽 殿 (登録有形文化財)
1944年(昭和19)建てられました。
ご祈祷や結婚式、かるた祭りが行われる場所です。
矢橋式日時計
漏 刻
660年、
天智天皇が日本で初めての水時計(漏刻)を造り
それ以降、時が刻まれるようになりました。
毎年6月10日が時の記念日として知られています。
この時代から時間というものが
使われるようになったのですね!
とても歴史がある瞬間です。
( ´∀`)v
古代火時計
龍の背中に14個の銅球が
ある一定の間隔で吊り下げられており
夜間の時間を計測するものとして
約4000年前に中国で作られたものです。
時計館博物館
自動車清祓所
御 朱 印
〒520-0015
滋賀県大津市神宮町1−1
TEL 077-522-3725
◆JR大津駅 徒歩15分
oumijingu.org
#近江神宮
#百人一首
#天智天皇